・生産地:バイーア州
・生産者:バイーア州60世帯以上の小規模生産者
・標高:800-1,200m
・品種:カツアイ
・精製処理:ナチュラル Natural

ブラジル東海岸に接しているバイーア地方では、最高で1,200mに届く標高でコーヒー栽培を行っています。
バイーア地方での気候は他の地方と異なり、コーヒー豆を乾燥させたい時期に湿気が多くなったり、降雨の問題にしばしば直面します。
それを避けるため、品質の良いチェリーを気候の安定したカアチンガで乾燥させるために収穫後すぐにトラックで約50km離れた乾燥した気候の場所まで輸送します。
トラックでの移動時間は24時間以内と短期間ですが何と輸送中にコーヒーチェリーは「自然発酵」し、通常のブラジルからは思ってもみない「クリーミーな質感とフルーティー」なフレーバーが生まれていました。
彼らはこの「偶然に生まれたフルーティー味わい」を再現すべく、運搬するトラックに安定した発酵環境を作る為に密閉し、カアチンガに運ばれたチェリーをチェックし、必要に応じて追発酵をするように努めました。
このようにして偶然に生まれたコーヒーが「ブラジル トロピカルバイーア ナチュラル」です。
本来ならとてもシングルでお出しできるコーヒーではありませんがこの「偶然、トラック輸送中発酵コーヒー」を是非、あなたに飲んでいただきたく、UPさせていただきました。
ブラジルの「フルッタメルカドン」に近い、南国フルーツの香味を感じる味わいです。

【香味特色】

<浅煎り～中浅煎り>
パインやマンゴーなどのフルーティなフレーバーをしっかり楽しむのにぴったりな焙煎度。

<中煎り>
チェリーのような甘酸っぱい果実感とアフターではミルクチョコレートのような優しい甘味。

<中深煎り>
残念ながら「中深煎り」になるとフルーティーさが失われてしまいますがナチュラルフレーバーが深煎りでもしっかり残り、香ばしいローストアーモンドの香りとのバランスが心地よく、飽きの来ない焙煎度です。

・浅煎り
・中浅煎り(浅煎りと中煎りの中間)
・中煎り(Medium ミディアム)
・中・中煎り(中煎りと中深煎りの中間)
・中深煎り
・HIGH ロースト → 深煎り初期
・CITY ロースト → 深煎り中間
・FULL CITY ロースト → 深煎り後半
・FRENCH ロースト → 深煎りほぼ終了 (アイスコーヒー、カフェオーレ、エスプレッソ用)
・ITALIAN ロースト → 深煎り終了後 →(アイスコーヒー、カフェオーレ、エスプレッソ用)