タンザニア北部アルーシャ州カラツ

アカシアズヒルズ農園 Acacia Hills Coffee Estate

約1,800-1,900m

ケント、ブルボン、カスティージョ、他

ハニープロセス

アカシアヒルズコーヒーエステートはタンザニア北部の美しいン世界遺産であるンゴロンゴロ・クレーターの縁に位置し、アフリカで最も標高の高い(標高は1850m)場所でコーヒーを栽培しています。農園内ではゾウやバッファローをはじめ、多くの動物が野生のまま歩き回っています。
栽培している品種は多彩でブルボン、ケント、ゲイシャ、パカマラ、カスティロ、SL28などの高品質なスペシャルティーコーヒーを収穫しています。

ナチュラルプロセスとウォッシュドプロセスの中間に位置するようなコーヒー豆の処理方法で、収穫したコーヒーチェリーの果肉だけを取り除き、粘液質（ミューシレージ）を残したまま乾燥させる精製方法です。
収穫されたチェリーを14-16時間の発酵を経てからパルピングされ、ミューシレージを残したままアフリカンベッドで2週間前後じっくりと乾燥されます。

通常のタンザニア産のコーヒーはグレープフルーツ様な鮮烈で尖った酸味を持つ傾向が強いですがこの「アカシアズヒルズ エステイト」のタンザニアは繊細で柔らかな柑橘系の酸味とフルーティーでトロっとした甘みでタンザニア産らしくないタンザニアです。
ハニープロセスで精製されているせいか洋酒のような甘い香りと酸味と甘みのバランスが絶妙でまるで上品な貴婦人を思わせるようなコーヒーです。
中・中煎りか中深煎りでもコク、甘み、ボディーが増し、それなり楽しめますが特に中浅煎り、中煎り辺りの煎り具合がこのコーヒーの旨味を十分に堪能できるかと。
何か久々に美味しいコーヒーを飲んだ気がしました。
「し・あ・わ・せ…」
常備品ではなく、限定品ですのでお早めに。