輸出業者：SUCAFINA
生 産 地 ：コロンビアウィラ県Acevedo
農 園 名 ：El Mirador 農園
生 産 者 ：Miller Bustos
標　 高：1500m
栽培品種：ピンクブルボン
精製処理：Anaerobic嫌気性発酵後にNatural精製

3代目の農園主である Miller Bustos 氏は彼の母から約 3ha の El Mirador 農園を継承し 2010年代前半から同農園でスペシャルティコーヒーの生産を始めました｡
農園でハンドピックされたチェリーはプラスチックバッグに封じら120時間の嫌気性発酵施しその後､パティオで天日干し約25日間じっくりと乾燥させて製品化しています。
ピンクブルボンはコロンビアのウィラで発見された希少な品種で、､ゲイシャ品種に似た特有の柑橘系のキャラクターがあります｡更にAnaerobic製法とNatural製法を組み合わせ、丁重に作られた特別仕様ロットとなります。

※コーヒーチェリーが本来ピーク時に真赤に熟すのに対し、ピンクブルボン品種は薄いピンク色に色付く珍しい栽培品種です。

《すでに当店でラインナップされているピンクブルボンとの違い。》
既存商品のコロンビア ウイラ ピンクブルボンは香味がブルボン品種系とは全く異なり、ジャスミンのような香りと柑橘系レモンの酸味、味はゲシャビレッジ エステイトのゴリゲシャ森、ゲイシャ品種に非常に似ています。

「コロンビア ウィラ ピンクブルボン エル ボンボ農協」のピングブルボンはジャスミンのようなフローラルな香りとブルボン種特有の甘酸っぱく優しい飲み口のコーヒーです。
オレンジ柑橘系の優しく、まろやかな酸味とジャスミンのようなフローラルな香り、そして雑味を感じさせないクリアーな味わい。
既存商品の同じブルボン種のコロンビアコーヒー最高峰の「コロンビア エメラルドマウンテン」よりも高品質かもしれません。
焙煎度合いのレンジは意外と広く、中浅煎り～深煎り(HIGH)辺りまで。オススメは中煎りです。

フレグランス(豆を挽いた時の香り)ではコロンビアでナチュラル製法は珍しく、ナチュラル独特の熟成したぶどうの香りとアナエロ発酵特有の香りそしてフローラルな香り。
「中浅煎り～中煎り」ではプラム、さくらんぼ、オレンジなどが混ざった酸味と熟し過ぎた赤肉メロン、アナエロビック特有な味噌に似たフレーバーを感じます。
同じコロンビア系 エルパライソ アナエロビック ライチなどと比較するとこの「コロンビア ピンクブルボン」はコクとアナエロ色がとても強く、アナエロビックの王者の風格を備えた特別仕様に相応しい一品です。ただ、味が濃く、個性が強すぎるきらいがありますのでサッパリ系のコーヒーが好きなあなたには向かないかもしれません。
うどんのお汁に例えれば関西系の薄味ではなく、関東系の濃く、黒いお汁がこの「コロンビア ピンクブルボン アナエロビック ナチュラル」と思っていただければわかり易いと思います。

マールクニック EK43Sで豆を挽いての試飲ですので何とも言えないのですがもし、コーヒーが濃いと感じたら通常のコーヒー粒度より粗く挽いてみる、或いはお湯を早く落とせば良い結果が出るかもしれません。

・浅煎り
・中浅煎り(浅煎りと中煎りの中間)
・中煎り(Medium ミディアム)
・中・中煎り(中煎りと中深煎りの中間)
・中深煎り
・HIGH ロースト → 深煎り初期
・CITY ロースト → 深煎り中間
・FULL CITY ロースト → 深煎り後半
・FRENCH ロースト → 深煎りほぼ終了 (アイスコーヒー、カフェオーレ、エスプレッソ用)
・ITALIAN ロースト → 深煎り終了後 →(アイスコーヒー、カフェオーレ、エスプレッソ用)