スマトラ島パダン南東130Kmにそびえるクリンチ山

ミナン族

スマトラ式

1900m(スマトラ標高最高)

インドネシアスマトラ島ではリントンやアチェなどのコーヒーが有名ですが近年、その地域に隣接するクリンチにも注目が集まっています。
スマトラ島西部パダンから南東130Kmにそびえるクリンチ山。
その周辺は一帯はリンチ・スブラット国立公園（Taman Nasional Kerinci Seblat)となっており2004年に世界遺産に登録されています。

<中煎り>
インドネシア産特有の甘酸っぱく、まったりとした柔らかな酸味と甘み。そしてジューシさが口の中に広がります。

<中中煎り>
コクが増し、茶葉の香りと酸味がまろやかに感じられ、ふくよかな甘みとのバランスが良い。

<中深煎り>
さらに酸味と甘みのバランスが良くなり、深いコクとマンデリンらしいスパイシ―さの特徴が出始めます。

<深煎り HI>
酸味が微かに感じられスパイシーさと茶葉の香りが複雑に入交りスモーク臭と香ばしさ。このクリンチ・マウンテンはどの焙煎度で煎っても味の変化を楽しめるオールマイティーなマンデリンです。

全体的にはまったりとしたコク、柑橘系の果物を思わせる独特の香り放ち、マンデリン独特の泥臭さは全く感じられません。

その品質の高さとカップクォリティーはインドネシア産、最上級を誇り、酸の質もアジア栽培地最高標高のプライドとも言える高貴な酸味です。

<抽出条件>
・コーヒーミル：富士ローヤル　R-440
・コーヒ豆の分量:23～25g
・ドリッパー：三洋産業　AS-101
・濾紙：三洋産業 THREE FOR 101
・湯温：88℃
・抽出量：150cc
お湯で150ccを300ccに薄めて試飲