- 生産地
イエメン・ハイマ・ハリジャ地方
- 生産者
バイト・アラル村集落300名の村民
- 品種
Yemenia
- 標高
2,300m
- 精製処理
Natural
- ◎アラビカ種の母体、新発見!!
イエメニアの最高峰産地2,300m。
ハラズはイエメン北西の高地に位置し、標高は最高2400mと高く、中東で唯一のコーヒー生産国です。ハラズ周辺は豊かな火山性土壌。
一般的にハラズコーヒーは、レーズン、フルーティーな酸味、滑らかなボディ、チョコレートのようなアフターフレーバーを有するコーヒーで、イエメンコーヒーの中でも良質なコーヒーが取れる産地として有名です。
近年は地理的な条件、局地的な紛争により、非常に入手しづらいイエメン産のコーヒー。2020年8月14日、QIMAは世界初の発見となる新たな“母体”品種 YEMENIAの発見を公表しました。
※YEMENIAについてさらに詳しい情報はここをクリック(英文です。)。
世界で認知されているアラビカ種の98%以上の品種がイエメンにルーツを持っています。エチオピアの森の中から発⾒されてアラビカ種は少なくとも600年以上前にイエメンに渡り、初めて耕作作物として広がりました。エチオピアの深緑の森の中から、圧倒的な乾 燥地帯であるイエメンに渡ったコーヒーはその自然環境に適応すべく自然順化・変異されていきました。凡そ300年以上の年月を経て順化・遺伝的浮動*によってエチオピア原種とは異なる品種に変異していき、その後世界に広がった多種多様なアラビカ種の“母体種” となりました。
今回新たに発⾒された母体品種は現時点でイエメン以外の国々では栽培はおろかその存在自体知られていませんでした。Hayma Kharijiya(ハイマ・ハリジヤ)地区のBait Alal(バイト・ アラル)村住む300名のコーヒー農家にとってコーヒーは彼らの “誇り”と“信仰”の象徴でもあり、数百年にも及ぶ伝統継承の証で もあります。イエメンのコーヒー農家は類まれな過酷な気候条 件の下で、収穫量は他の産地より遥かに少ないのですがQIMAの指導のもと丁寧な栽培・収穫を行い2017年には97点のスコ アを獲得しています。
イエメニアの中でも最高峰産地2,300mの新豆です。
一般的にコーヒー栽培の環境は標高が高くなればなるほど豆は固く締まり、高品質なコーヒーが産出される傾向が見られます。<香味特徴>
コーヒー豆を挽いた時のナチュラル独特の発酵したベリー系の香り(フレグランス)が半端ではなく、強烈な香りを放ちます。
浅煎りで試飲しましたが強いベリー系の味をベースに酸味がとてもまろやかで飲んだ時の当たりマイルド。
他には香りはメロン、ストロベリー、巨峰(ぶどう)、洋ナシ?などのアロマを感じます。
まったく非の打ちどころのない、まるで高級な洋酒を飲むようです。味に関しては同じモカであるエチオピア産の最高級品と比較しても「イエメニア」の方がエチオピア産を超えてしまっているような。
では、イエメンの新母体以外の「イエメンモカハラズ」とこのイエメニアを比較したらどうでしょうか?
当店の既存商品である「イエメン モカハラズ ナノロット ナチュラル」「イエメン モカハラズ バレルエイジド ナチュラル」
もともと当店でラインナップしているイエメン産、モカハラズは「イエメニア」にも劣らない最高級品ですので「イエメニア」との味の優劣はほとんど感じられません。もしあるとすれば味の個性でしょうか。
値段に関してはこの商品はオークションものである事に加えモカの新母体であるため、高額で取引されています。個人的にコーヒーファンとして前期高齢者の自分が生きている間にこの希少な新母体に巡り合えた事はとてもラッキーな事。
終わる事のない民族間の紛争、コロナ禍、地球規模の異常気象、中国のコーヒー人口の増加などで何時、入荷が止まってしまうのかが予測できない現在、今ある内に決してあなたの期待を裏切らないイエメン至高のコーヒーをオススメします。
イエメン 新母体品種 イエメニア
4,980円(税込)
販売価格は200g単位です。
「コーヒー豆のみ」のご注文の場合は、ゆうパック以外にレターパック及びクリックポストでの郵送も承ります。
その場合、カート画面より「お持ち帰り(店頭受取)」を選択していただき、
レターパック及びクリックポスト郵送料をご購入ください。
詳しくはご利用ガイドのQ&Aをご覧ください。
※店頭受け取りをご希望の場合はかならず、お受け取り日時をご記載ください。