生産地：イエメン サナア州 マナーカ町 ハラズ地域 ワディセイル村
生産者：ガーリブ・アルハッマーシ
品種：ジャディ
標高：1,700～2,240m
精製処理：ナチュラル（乾燥前に48時間嫌気性発酵）
こちらの商品に用いている「バレルエイジド」という表現は、ウイスキー樽に入れたものとは異なりプラスチック製のタンク（樽）に入れて嫌気性発酵させたものです。

ハラズはイエメン北西の高地に位置し、標高は最高2400mと高く、中東で唯一のコーヒー生産国です。ハラズ周辺は豊かな火山性土壌。
一般的にハラズコーヒーは、レーズン、フルーティーな酸味、滑らかなボディ、チョコレートのようなアフターフレーバーを有するコーヒーで、イエメンコーヒーの中でも良質なコーヒーが取れる産地として有名です。
ガーリブさんは300年以上昔の先祖から続く歴史あるコーヒー農園を管理しており、現在でも新しい苗木を植えるなどの細やかな管理を行なっています。彼の農園は傾斜の激しい山肌にあるため、標高が1,700~2,240mと幅広くなっています。

<香味特徴>
ナチュラルでありながら、その酸味の鮮やかさにびっくり!!
まるで上質な白ワインを飲むような繊細で上品な味わい。
ワインやブランデーのみならず、レモンやバラのリキュールを連想させるフレーバー。
強烈なベリー系の香味を感じつつ、バランスの良いボディ感。
このコーヒーの焙煎度の守備範囲は浅煎りから中・中煎りくらい。その中でも<中浅煎り>がもっともモカハラズの個性が楽しめる焙煎度合いです。

スペシャルティーコーヒーとしても欠点豆もそれほど多くなく、モカハラズの中でも最上級に近いコーヒー豆です。
パナマゲイシャ「エスメラルダ農園プライベートコレクション」、「エチオピア ゲシャビレッジ農園ゴールドラベル」オークションロットと飲み比べても遜色がありません。
価格的に高額商品のため、普段使いでは無理でしょうが一度はこのモカハラズを味わいながら遥か遠くのイエメンに思いを巡らすのも良いかもしれません。

ご注意：「ガリブさん至高のコーヒー」を飲むとほかのコーヒーが○○らしくて飲めなくなってしまうかもしれません。

静岡県M様
★★★★★
これがコーヒーなのかと驚きを隠せません。
コーヒー豆を挽くときから、白ワインのような芳醇な香りが広がります。
モカの酸味があるが、全体的なバランスもgood！！とても美味しいコーヒーです。
熱いうちも美味しいが、少し冷めた頃にまた違った味となるのもこのコーヒーのいい所！
財布が許せば毎日飲みたいコーヒーです。