イエメン サナア州 マナーカ町 ハラズ地域 ジャルマ村

アブド・ビン・アブド

ダワイリ

2,100～2,200ｍ

ナチュラル

ハラズはイエメン北西の高地に位置し、標高は最高2400mと高く、中東で唯一のコーヒー生産国です。ハラズ周辺は豊かな火山性土壌。
一般的にハラズコーヒーは、レーズン、フルーティーな酸味、滑らかなボディ、チョコレートのようなアフターフレーバーを有するコーヒーで、イエメンコーヒーの中でも良質なコーヒーが取れる産地として有名です。
近年は地理的な条件、局地的な紛争により、非常に入手しづらいイエメン産のコーヒー。

<香味特徴>
ほかのハラズと比較すると酸味がまろやかで柔らかくリンゴ酸のように甘酸っぱくフルーティー。
ベリー感も強く、ナチュラルの発酵過程が違うのかダブルアナエロビックファーメンテーションを使用したような複雑で奥深さも感じます。
穏やかな酸味とベリー系の香味を感じつつ、バランスの良いボディ感が心地よいです。
同じモカでもこの味はエチオピア産のイルガチャフィーとかグジでは決して出せない味。

<イエメン モカハラズ ガーリブ バレルエイジド ナチュラル>が極上の白ワインなら <イエメン モカハラズ ナノロット ナチュラル>の方は甘酸っぱいフルーツジュースのように感じます。

アブドビンさんが渾身の力を注いだコーヒーを是非、どうぞ。